自動旋盤は、大きく3種類に分類することが可能です。今回は、その3種類それぞれの短所と長所をみていきましょう。

NC自動旋盤

サーボモーターによって主軸の動きと刃の動きを操作する旋盤機械。動きや送り速度などを全てコンピューターによって制御するために、適切なプログラムさえ入力出来れば、技術者のスキルに左右されることなく自動で材料の加工が可能です。セッティングの変更もコンピューターで行うために簡単で、動作量の補正をかけるのも、職人の勘レベルの1mmに満たない寸法でも簡単に指定可能です。ただ、加工には少々時間がかかる傾向があります。

マイコン制御カム式自動旋盤

マイクロコンピューターによってカム軸の制御をおこなって加工をする旋盤機械です。基本的にカム式制御旋盤の長所をそのままに、NC自動旋盤の長所も取り入れたような構造・動作です。簡単な構造の加工であれば、短時間での生産が可能であるために、安く部品を大量生産させることが可能です。ただ、小さい部品のセッティング(ピックアップ)には向かず、時間がかかります。

カム式制御旋盤

主軸と刃の動きをカムという機械によって動かす旋盤機械です。カムの段差や勾配によって動きや速さが変化するため、加工する製品ごとにカムの設計が必要になります。簡単な部品は、NC自動旋盤よりも加工時間が短い傾向にあるのがメリット。しかし、セッティングに時間がかかり、寸法調整が若干難しいために、習熟が必要になります。

それぞれの旋盤機械のメリット・デメリットを知ったうえで、どういったものが最適かを検討していきましょう。

 

 

長尺旋盤ソリューション アルミ溶接ソリューション 大物加工ソリューション 工業の宮大工プロジェクト