溶接の種類を分けるとすると、ガス溶接とアーク溶接という2つが挙げられます。ここでは、アーク溶接について説明していきます。

アークの意味

「アーク」とは、放電現象のことを意味します。放電現象は、身近で言うと雷と同じことで、コンセントをつないだ際に見える白い火花もアークです。アーク溶接は、この放電現象を利用して溶接を行う手法で、母材と電極間で放電させた熱で、母材と溶接棒やワイヤといった溶加材を溶融させて接合するという原理です。

作業者の技術と仕上がり

アーク溶接は母材と溶接棒を放電により生じた熱によって溶解させて接合します。溶接にかかる時間は短く、熟練工になると驚きの早さで十分な強度の溶接を行うことが出来ます。一方で、溶接時には火花が出て発光し、手元が見にくく溶接には技術が必要となります。光によって作業個所が見えず、経験も少ない人だと溶接不良になることもあるので注意が必要です。

ポイントは溶接棒の扱い

溶接棒の角度、母材との距離、そして溶接棒をどう移動させていくかが溶接の出来に大きく関わります。母材と溶接棒とが均一に溶融するように、適切な加減で溶接棒を扱う必要があるのです。

 

溶接の基本ともいわれるアーク溶接は、作業者のスキルによって大きく差のでる加工です。

 

 

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