日刊工業新聞 不撓不屈3

こんにちは!!!サーフ・エンジニアリングです!!!

 

日刊工業新聞 不撓不屈に記事を連載して頂いてから、およそ2年が経過しました。

今改めて、皆さまに共有させて頂きたいと思います。

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2017/6/15 05:00

中小の知財活用例で評価

【支援を二つ返事】

サーフ・エンジニアリング(神奈川県綾瀬市)社長の根本秀幸がロボット開発に着手した頃、かながわ信用金庫(同横須賀市)は取引先企業を応援する「経営サポート部」の立ち上げ準備に追われていた(稼働は2014年4月)。同金庫は神奈川県発明協会と知財に関する連携協定を結ぶなど「よろず相談承り信用金庫」を目指していた。根本は訪問してきた同金庫担当者に知財・特許で支援できるかと聞くと、担当者は「できます」と回答。「やったことがないはずだが、二つ返事のところが不思議と信頼できた」と根本は振り返る。

【特許を取得】

ガス管点検用ロボット「のぼるくん」を完成させた根本は、同金庫に連絡。同金庫は神奈川県知財総合窓口と特許取得について紹介するとともに、神奈川県よろず支援拠点に販路拡大のためのものづくり補助金申請を支援した。よろず支援拠点の専門相談員からは「有名になることも重要」との助言を得て、神奈川県などが主催する「かながわビジネスオーディション2015」に参加、第三者評価の獲得に動いた。「支援してくれた人の喜びの顔を見た時に、責任を果たせたとホッとした。支えられてひくにひけなくなったのが本音」と語る。受賞1カ月後には、「管外面検査用昇降ロボット」の特許を取得した。ここから根本はロボットの高度化を進める。15年5月21日、根本は神奈川県綾瀬市の協力で同市内にある「綾瀬大橋」で橋脚の昇降実証実験を行った。昇降に必要な力はガス管では均等だが、橋脚は長方形のため昇降の力の付加が一定ではなく難しく思われたが、「ロボットの大きさは10メートルでも20メートルでも、高さは40メートルは上がれる」と自信を持っていた。事実、重さ約250キログラムのロボットは高さ11メートルの橋脚をスムーズに上昇した。

【強み・弱み明確に】

その後、幾度となく実証実験を繰り返した。かながわ信用金庫とともに、経済産業省が進める中小企業の知財を金融機関の融資につなげる“知財ビジネス評価書”にも応募し採択された。根本は「生きたビジネスと生きた知財の位置付けの両方の強みと弱みがこの評価書で明確化でき、次の営業戦略につながった」と振り返る。金融機関や自治体の支援を受けながら知事賞や特許を取得し、ロボット分野に取り組む中小企業。こんなケースは全国でも珍しく、根本の歯に衣(きぬ)着せぬ明快な話術も含め、15−16年度は経産省の「知財金融シンポジウム」、三菱東京UFJ銀行が主催する「地方公共団体フォーラム」、特許庁の「TOKYO IP COLLECTION」などに講演者やパネリストとして登壇した。(敬称略)

引用:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00431962/0/2138

 


サーフ・エンジニアリングでは金属加工のソリューションを提供しております。
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