こんにちは!!!サーフ・エンジニアリングです!!!
日刊工業新聞 不撓不屈に記事を連載して頂いてから、およそ2年が経過しました。
今改めて、皆さまに共有させて頂きたいと思います。
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2017/6/16 05:00
志ある仲間と受発注組織
長尺旋盤などの職人技の継承にも力を注いでいる
【大企業と直取引】
神奈川県綾瀬市の綾瀬大橋で、ガス管の点検用ロボットの実証実験をしてからわずか半年後の2016年1月。サーフ・エンジニアリング(綾瀬市)社長の根本秀幸は中日本高速道路(NEXCO中日本)向けに橋脚点検ロボットを提案していた。その5カ月後の6月には共同開発契約を結ぶ。高速道路を支える橋脚を点検したいとのニーズを持つNEXCO中日本の目にとまった。「大きな成果だ。町工場と大企業の直接取引はなかなかない」と根本は話す。もともと東日本大震災後にガス事業で“輸送幹線パイプライン”というガス管の大動脈の外面検査ロボットを開発した経験が生きた。16年10月にNEXCO中日本と販売契約を結び、17年3月に橋脚点検ロボットを納入した。全国には、自治体や企業が管理する橋脚が70万を超える。この橋脚に国土交通省は5年に1度の近接目視検査を行う省令を出している。根本は近接目視の必要性の有無をロボットで選べれば飛躍的に効率化できると見る。
【最後は人の感覚】
ロボット事業で一躍脚光を浴びたサーフ・エンジニアリング。ロボット事業を進めるほど、根本には「旋盤こそが自分の技術のルーツだ」との思いが湧いてくる。旋盤は軸に加工物をセットし、回転させて刃物で少しずつ削る。削った金属が加工者に飛ぶなど危険を伴うことなどから年々技術者が減る。「単純なだけに経験がモノをいう。ごまかしがきかない。最後は人間の感覚で戦うことができるのが醍醐味(だいごみ)なのだが」と旋盤技術の行く末を案じる。熟練工で実父の克雄の技術を継承したいとの思いも強い。「別会社を作りロボット分野に力を入れてきたからこそ技術承継の必要性を冷静に感じた。事業を発展させるにも機械加工によるカスタムなモノづくりが必要」という。
【「工業の宮大工」】
発想豊かな根本は全国の埋もれそうな技術にもう一度光を当てようと、6月に難加工を共同で受発注し合う技術集団「工業の宮大工」を発足した。横中ぐりを展開する土居(神奈川県厚木市、土居広之社長)やワイヤカットを手がけるジェイテック(綾瀬市、高津浩二社長)など7社で構成。長尺旋盤や研磨、熱処理など“職人技術”を提供・保全し、高単価で職人技を継続できる道を探す。「自動化も必要だが、工業分野で長年培ってきた技術やノウハウが無数にあるはず。職人技が埋まってしまうのはもったいない。宮大工のように後世に残したい」と意義を語る。現在同社の売上比率はガス、ロボット、機械加工の3事業が各3分の1を占める。売上高も増加傾向にある。知財活用や更なる橋脚点検用ロボット開発、加工技術の高度化など、今後も同社の挑戦は続く。(敬称略)
(この項おわり。横浜・川口拓洋が担当しました)
引用:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00432231/0/2138
サーフ・エンジニアリングでは金属加工のソリューションを提供しております。
長尺汎用旋盤、汎用旋盤、長尺CNC/精密旋盤(DL95×3000㎜)(DL75×2500㎜)、NC旋盤、マシニングセンタ、フライス盤、溶接と、幅広い技術を保有しております。
これまで当社ではガス関係のお客様を中心に様々なインフラにおける工事や部品製造を行ってまいりました。
ご要望に応じてカスタムのものづくりにも対応いたします。ぜひご用命下さい。
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