日刊工業新聞 不撓不屈2

こんにちは!!!サーフ・エンジニアリングです!!!

 

日刊工業新聞様 不撓不屈に記事を連載して頂いてから、およそ2年が経過しました。

今改めて、皆さまに共有させて頂きたいと思います。

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2017/6/14 05:00

インフラ点検ロボ試作着手

橋脚点検用ロボットを開発し、綾瀬市の橋脚で実証実験した

【旋盤加工に専念】

サーフ・エンジニアリング(神奈川県綾瀬市)社長の根本秀幸は若い頃、引っ越し業、居酒屋、ガソリンスタンドなどで寝る間も惜しんで働いた。「遊び歩いたが、よく働いた。楽して稼げるとは思わなかった」と振り返る。転機は18歳の時に訪れた。いつものように居酒屋で働いていたが、領収証に記載するある漢字を失念した。そのお客の「お兄ちゃん勉強したほうがいいよ」という言葉にショックを受け、奮起した。父の克雄が創業した根本製作所で2年間、汎用旋盤による加工に専念した。1991年に22歳だった根本は数値制御(NC)旋盤の活用に着手した。通常NC旋盤では“量産品”を手がけるが、試作や一品物といった単品加工に取り組んだ。NC旋盤は約1300万円と高価で「当時は2代目の趣味とやゆされた」ものの、時間単価は通常の2―3倍で少量の量産にも対応し、精度と効率を両立できた。空いた時間でCADにも着手し、難加工に取り組んでいった。

【特殊品に活路】

04年にガス業界からのオファーもあり、旋盤を使った特殊なモノづくりを始める。そこで新会社「サーフRIDE」を立ち上げた。機械加工はマイクロメートル単位だが、ガス業界ではセンチメートルが基準で省略して“何セン”という言葉を使っていた。「30センは30センチメートル。最初は意味が分からなかった」と振り返る。「マイクロメートル単位は必要ないが、機械屋の感覚を捨てることなく機械屋の目線でモノづくりをしたことで重宝された」と根本は話す。

【復旧・メンテ着目】

しかし、転機が訪れる。11年3月11日、東日本大震災が発生したのだ。ガスというインフラにモノづくりの面から強く関わった根本にとって、ガス業界からの受注の減少だけでなく、復旧工事やメンテナンスに日本全体が課題を抱えていることを知った。震災までは1億3000万円あった売り上げが、翌年からガス業界の予算が減り、その後2―3年苦しんだ。インフラ点検の需要は確かにあるが、形にできず、耐え忍ぶ時期だった。根本が本格的にインフラ保守・点検事業にかじを切るのは12年からだ。11月に根本製作所と合併しサーフ・エンジニアリングを設立。13年11月に管外面検査用昇降ロボット「のぼるくん」の試作に着手した。試作開始の1カ月前。ロボット開発の下調べをしている根本に来客があった。三浦藤沢信用金庫(現かながわ信用金庫、神奈川県横須賀市)の営業マンが、綾瀬支店開設の準備で綾瀬市の企業を訪問していたのだ。その担当者は口座開設を勧めるのではなく、「どんな企業なのか」「どんなロボットを作るのか」と興味を持って聞いてきた。現在のメーンバンクとの出会いだった。(敬称略)

引用:https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00431849/0/2138


サーフ・エンジニアリングでは金属加工のソリューションを提供しております。
長尺汎用旋盤、汎用旋盤、長尺CNC/精密旋盤(DL95×3000㎜)(DL75×2500㎜)、NC旋盤、マシニングセンタ、フライス盤、溶接と、幅広い技術を保有しております。
これまで当社ではガス関係のお客様を中心に様々なインフラにおける工事や部品製造を行ってまいりました。
ご要望に応じてカスタムのものづくりにも対応いたします。ぜひご用命下さい。
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