口紅成型金型の摩耗、図面なし——「もう作れない」と諦める前に試したいリバースエンジニアリング

口紅成型金型の摩耗、図面なし——「もう作れない」と諦める前に試したいリバースエンジニアリング

長年お使いの口紅成型ライン。あるとき品質会議で、最近の口紅の「肩」のシャープさが昔より甘くなっている、というクレームが共有されました。原因は明確——成型金型のキャビティ摩耗です。本来であれば金型メーカーに補修や同等品の追加製作を依頼するところですが、製造を担当した町工場はすでに廃業しており、図面は一切残っていない。「現物しかない」という、化粧品工場ではよくある袋小路に、あなたも一度は立たされたことがあるのではないでしょうか。

口紅金型に求められる「微妙な造形美」

口紅は、商品としての顔そのものです。先端の角度、肩のR、刻印ロゴ——どれ一つ取っても、消費者がパッケージを開けた瞬間に「美しい」と感じてもらうための重要な造形要素であり、ブランドの個性を直接背負っています。だからこそ、金型のわずかな摩耗・ダレ・型ズレが、最終商品の印象を大きく左右します。汎用金型では置き換えできず、まさに「世界にひとつ」の道具です。

図面がないことは、もはや障壁ではない

かつては「図面がない金型は再製作できない」というのが業界の常識でした。しかし三次元測定技術と高精度CAD/CAMの進化により、現物そのものから設計データを起こすリバースエンジニアリングが、現実的な選択肢になっています。サーフ・エンジニアリングでは、お預かりした口紅金型を非接触3Dスキャナで全周測定し、形状を点群データ化。そこから熟練エンジニアが、もとの金型の意図——抜き勾配、合わせ面、ベント、ゲート位置——を読み解きながらCADデータへ再構築していきます。

国内製作だからできる「相談しながら作る」金型復元

復元の途中で「ここの肩は当時より少しシャープに戻したい」「冷却ラインを最新仕様に変えたい」というご要望をいただくことも珍しくありません。サーフ・エンジニアリングは国内一貫体制で対応するため、設計途中での仕様調整や、試作・検証のサイクルを短く回すことが可能です。海外金型メーカーへの依頼では難しい「対話しながらの金型復元」が、国内製作の大きな価値だと考えています。

金型復元がもたらす「ブランドの継続性」

口紅の造形をかつての美しさのまま継続できることは、ブランドにとって何よりの資産です。生産再開までのリードタイム短縮、廃番リスクからの解放、社内の「歴史ある金型」の保全——これらが連鎖的に、御社の口紅ビジネスの安定供給と品質維持に貢献していきます。「あの口紅、また欲しい」というファンの声に、揺るぎなく応え続けるための設備基盤を、リバースエンジニアリングが支えます。

まずは現物の金型一台、ご相談ください

「図面がないから無理だろう」と諦める前に、ぜひサーフ・エンジニアリングへご相談ください。現物さえあれば、復元への道筋は必ずあります。御社の口紅ブランドを、もう一度シャープに研ぎ直すお手伝いをさせていただきます。

海外製ホモジナイザーの摩耗羽根車…「半年待ち」を国内製作で乗り越える

海外製ホモジナイザーの摩耗羽根車…「半年待ち」を国内製作で乗り越える

化粧水・乳液・クリーム——化粧品の品質を決定づける「乳化」工程の主役、ホモジナイザー(高速撹拌乳化装置)。多くの化粧品工場では、欧州や米国製のハイエンド機を導入されているのではないでしょうか。きめ細やかなエマルションをつくり込めるその性能には、何ものにも代えがたい価値があります。しかし一方で、消耗部品の調達となると、話は一変します。

「羽根車一つで半年待ち」という現実

ローター・ステータ、シャフト、メカニカルシール——ホモジナイザーの心臓部は、いずれも精密かつ消耗品です。海外メーカーに発注すると、見積取得だけで数週間、製作と輸送を含めれば四ヶ月から半年を要することも珍しくありません。為替変動の影響も大きく、見積額の倍近い請求になるケースもあります。生産計画の柔軟性を奪われる、まさに「サプライチェーンの首根っこ」を握られた状態です。

純正にこだわらない、という発想転換

多くの工場では「乳化品質を維持するためには純正部品しかない」と考えがちです。しかし実際には、要求性能を正しく定義できれば、国内製作で純正同等以上の品質を実現することは十分可能です。問題は「現物を分解しても図面がない」「材質が不明」「肉盛り溶接・表面処理の仕様がブラックボックス」——こうしたリバースエンジニアリング側のハードルでした。

サーフ・エンジニアリングのアプローチ

サーフ・エンジニアリングでは、お預かりした摩耗品と未使用の現物を比較しながら、三次元測定と材質分析を組み合わせ、形状と機能の両面から復元仕様を組み立てます。化粧品グレード対応のSUS316L、必要に応じた表面研磨、ダイナミックバランス調整まで含めて、国内一貫で再現します。海外調達では「ブラックボックスのまま購入する」しかなかった部品が、国内製作なら「中身がわかった状態」で次回以降の保全計画に組み込めるという大きな価値があります。

もたらされる「保全の主導権」

羽根車一つを国産化できれば、次の摩耗時期を見据えてストックを持つこと、定期点検と同期して交換を回すこと、設備寿命を伸ばすこと——あらゆる保全戦略を御社の意思で組めるようになります。海外発注の「いつ届くかわからない」不安から、御社の生産計画を解放します。乳化品質という化粧品の核心を、自社のコントロール下に取り戻すこと。それがリバースエンジニアリングの本当の価値だと、私たちは考えています。

まずは現物の写真と機種名から

輸入ホモジナイザーの消耗品調達にお悩みなら、まずは現物の写真と機種名をお送りください。サーフ・エンジニアリングが、国内製作という形で「保全の主導権」を御社にお返しします。

パウダーファンデーションプレス機、メーカーサポート終了——交換部品の国内再製作という選択

パウダーファンデーションプレス機、メーカーサポート終了——交換部品の国内再製作という選択

長年使い続けてきたパウダーファンデーションのプレス機。型替えのたびに微調整を重ね、まさに職人技で安定稼働させてきた一台です。ある日、設備担当のあなたのもとに、機械メーカーからの一通の通知が届きます——「本機種のサポートは今期をもって終了いたします」。新規導入には大きな投資が必要、しかし既存機はまだ十分使える。この板挟みに頭を抱える化粧品工場の声を、私たちは数多く伺ってきました。

「サポート終了」が意味する真の重み

サポート終了とは、単に修理対応がなくなるだけではありません。中皿成型用のパンチ、ガイドピン、ノックアウトピン、各種ジグ——これらの交換部品の供給ルートが断たれることを意味します。化粧品の中皿成型は、わずかな打圧ムラや高さズレが、消費者の手元に届くファンデーションの「割れ」「カケ」につながる繊細な工程。社内の予備在庫が尽きた瞬間、ラインは止まらざるを得ません。

「機械ごと買い替え」だけが答えではない

大型のプレス機械全体を更新するには、数千万円規模の投資と、新ラインの立ち上げ・バリデーションに数ヶ月を要します。化粧品工場にとっては、本来不要なはずの設備更新コストです。「部品さえ手に入れば、あと十年は使える」——そう感じている設備担当者の方は、決して少なくないはずです。

リバースエンジニアリングという第三の道

サーフ・エンジニアリングでは、現物パンチや消耗治具をお預かりし、寸法・材質・表面処理を解析した上で、純正同等の補修部品を国内製作いたします。粉体プレスに求められる硬度・耐摩耗性・離型性を踏まえた素材選定、必要に応じた窒化処理やコーティングまで含めて、純正と変わらぬ機能を狙います。図面なし・型番不明でも、現物さえあれば道は拓けます。

「設備のライフサイクル」を御社が決められる時代へ

サポート終了とは、機械の寿命ではなく、メーカーの都合にすぎません。リバースエンジニアリングは、その判断権を御社の手に取り戻す技術です。継続使用かリプレースかを、ビジネスとブランドの都合で意思決定できるようになる——これこそが、国内製作がもたらす最大の価値です。ファンデーションという、日々お客様の肌に触れる商品を支える設備だからこそ、長く・大切に・自分たちの判断で使い続けていただきたいと願っています。

まずは現物パーツを一つ、お送りください

サポート終了通知を受け取った設備担当の方は、ぜひ一度サーフ・エンジニアリングへご相談ください。現物のパンチや治具を拝見し、国内製作の可能性を一緒に検討させていただきます。御社の設備の「これからの十年」を、私たちと描いていきましょう。

化粧品チューブ充填機の海外製シール部品、価格高騰と長納期に終止符を

化粧品チューブ充填機の海外製シール部品、価格高騰と長納期に終止符を

ハンドクリーム、洗顔フォーム、ヘアトリートメント——化粧品のチューブ容器ライン。多くの工場では、欧州製のチューブ充填・封緘機を主力として運用されているのではないでしょうか。本体の堅牢さに比して、シール・パッキン・Oリングといった消耗部品の調達は、年々悩ましさを増しています。「価格は二倍、納期は半年」——商社経由で見積もると、思わずため息が出る金額が返ってくる時代になりました。

「些細な部品が、ラインを止める」というジレンマ

シールやOリング一つが摩耗しただけで、化粧品の漏れ・気泡混入・封緘不良など、製品品質に直結する不具合が発生します。本体が無事でも、たった数百円相当の部品の劣化でラインが止まる——化粧品工場の保全担当者にとって、これほど悔しい状況はありません。しかも消耗品ほど、海外メーカーは在庫を切らしがちで、いつでも気軽に頼れる部品ではなくなっています。

シール一つにも、化粧品ゆえの「厳格さ」がある

化粧品工場で使われるシール材は、単にゴムなら良いというものではありません。内容物との適合性、ピンホールやヒビ割れによるコンタミ防止、耐溶剤性、洗浄薬品への耐性——すべてを満たした上で、設備本体に正しくはめ合う寸法精度が求められます。汎用シールメーカーのカタログから選定するだけでは、なかなか手が届かない領域です。

サーフ・エンジニアリングの「シール一点からのご相談歓迎」スタンス

サーフ・エンジニアリングでは、シールやガスケット一点単位からの製作・調達サポートをお引き受けしています。現物をお預かりし、材質判定・寸法計測を行ったうえで、国内のシールメーカーネットワークを駆使して、純正同等品を再現します。NBR、EPDM、シリコン、PTFE、フッ素樹脂——内容物との相性に合わせた最適な素材選定を提案し、必要があればロットを抑えた小ロット製作にも対応可能です。

「消耗品を、国内で・必要な分だけ」

海外発注のように半年待ち・大ロット縛りに振り回されることなく、必要な品種を必要な数量だけ、国内サプライチェーンの中で確保できる——これが御社の保全現場にもたらす変化は、想像以上に大きいはずです。在庫リスクの低減、為替変動からの解放、急なライン停止への即応性——化粧品工場の経営にもプラスに働く要素ばかりです。

まずは「困っているシール」を一点だけ送ってください

「こんな小さな部品でも相談していいの?」とためらわれる必要はありません。シール一点からでも、サーフ・エンジニアリングはお応えします。現物をお送りいただければ、御社のチューブ充填機を、海外調達の不確実性から解き放つお手伝いを始めさせていただきます。

マスカラブラシ装着治具の製作業者が廃業…自社専用治具を、もう一度作れる工場へ

マスカラブラシ装着治具の製作業者が廃業…自社専用治具を、もう一度作れる工場へ

マスカラやアイライナーの組立ライン。チューブ・ボトル・キャップ・ブラシ・ワイパー——それぞれを精密に組み付けていく工程は、表に出にくいけれど、化粧品ブランドの品質を支える縁の下のオペレーションです。その組立工程の主役が、御社専用に作り込まれた「組立治具」。長年使い続けてきたあの治具を作ってくれた町工場が、ある日廃業の連絡を寄こす——化粧品OEM工場の現場で、近年急速に増えているお悩みです。

「自社専用治具」は、知財そのもの

マスカラブラシをチューブにねじ込む際の保持治具、ワイパーを正確な深さに圧入する圧入治具、ロットチェンジ時のキャップ仮置き治具——これらはすべて、御社の組立工程に最適化された一品ものです。汎用カタログ品では到底代替できず、まさに御社の「製造ノウハウ」が形になった、目に見える知財そのもの。それを製作してくれた業者が消えるということは、御社の知財の継承ラインが、ぷつりと切れることに他なりません。

「現物しかない」状態からのリスタート

多くの場合、町工場で作られた治具には、図面が残っていません。あったとしても手書きの簡素なもので、現代のCADデータには程遠い状態です。さらに、長年の現場改善で「とりあえずヤスリで削った」「現場でちょっと角を落とした」といった非公式の追加加工が積み重なり、現物そのものがマスター化しているケースも珍しくありません。この複雑な現実を、新規の業者にゼロから伝えるのは至難の業です。

サーフ・エンジニアリングが担う「治具の継承者」役

サーフ・エンジニアリングは、化粧品工場の自社専用治具の引継ぎ・再製作を、現物リバースエンジニアリングで実現します。三次元測定で現物の真の寸法を把握し、現場で加えられた微修正もすべて図面化。その上で、国内工場で同等品を再製作し、CADデータと製作仕様書を御社にお渡しします。これによって、御社の現場ノウハウは「形のあるデジタル資産」として継承され、次に治具が必要になったときも、迷うことなく追加製作いただける体制が整います。

もたらされる「組立ラインの持続可能性」

治具の継承ができるということは、御社の組立ラインを「いつでも、誰とでも」回し続けられるということです。製作業者の廃業に怯えることなく、組立工程をブランドの核心として育て続けていただける——その持続性こそ、リバースエンジニアリングが御社の現場にお届けする最大の価値です。化粧品ブランドの「組立クオリティ」を、未来へつないでいきましょう。

「廃業の連絡」を受け取った今こそ、ご相談を

取引業者からの廃業通知は、決して終わりではありません。むしろ、御社の治具を新たな形で再資産化する好機です。現物の治具をご相談いただければ、サーフ・エンジニアリングが「次の継承者」として、御社の組立現場を支え続けます。

化粧水ボトルキャッパーのチャック爪が摩耗——純正供給終了でも諦めない国内再生

化粧水ボトルキャッパーのチャック爪が摩耗——純正供給終了でも諦めない国内再生

化粧水・美容液のボトル充填ラインで、いつも最後に活躍するキャッパー(キャップ締め機)。トルク管理されたチャックがキャップを正確に掴み、瞬時に閉栓していく姿は、まさに製造ラインの締めくくりです。そのチャックの「爪」が摩耗してきている——保全担当のあなたが、定期点検でそれに気づいたとき、メーカーへの問い合わせで返ってきた答えに肩を落とすことになります。「申し訳ございません、このチャック爪は補修部品の供給を終了しております」。

「キャップ仕様にぴったり合った爪」という難題

キャッパーのチャック爪は、キャップの外形・凹凸・素材に合わせて精密に設計されています。化粧品ブランドごとに異なるキャップ形状、新製品ごとに変わる微妙な突起やローレット——その一つひとつに合わせて、爪の内面形状もカスタマイズされてきました。そのため、汎用品で代替することはほぼ不可能。一方で、ピンポイントすぎる仕様ゆえに、ライン数の少ない化粧品工場では、メーカーが「商売にならない」と判断して早々に供給を止めてしまうのです。

「キャップ不良」というブランドリスク

チャック爪の摩耗を放置すれば、キャップの締め不足や噛み込み、外装のキズなどが多発します。これは単なる製造不良ではなく、消費者の手に渡った時点で「漏れ」「カビ」「異物混入」といったクレームに直結する、ブランド毀損のリスクそのもの。保全担当者にとっては、何としても避けたい結末です。

サーフ・エンジニアリングのチャック爪再製作

サーフ・エンジニアリングでは、現物の爪を一対お預かりし、キャップ現物との嵌め合いまで含めて検証した上で、純正同等品を国内で再製作します。摩耗が進んでいる場合は、未摩耗時の正しい形状を推定するため、複数の手がかり——他工程の予備品、CADで残っているキャップ図面、初期ロットのサンプル爪——を組み合わせて、もとの設計意図を読み解きます。素材選定・熱処理・表面仕上げも、純正と同等以上のスペックでご提案します。

「キャップ品質の安定」を支える保全パートナーへ

チャック爪を国内製作できる体制が整えば、爪の予備在庫を計画的に保持できるようになり、急なキャップ品質トラブルへの対応速度も格段に向上します。新製品のキャップ形状が決まる段階で、専用爪を併せて新規製作することも可能になり、新商品立ち上げのスピード感も変わってくるはずです。化粧水ボトルの「最後の一締め」を、安心して任せられる保全体制を、私たちと一緒に築いていきましょう。

まずは摩耗した爪を一対、お送りください

「もう手に入らない」とメーカーに言われた爪も、サーフ・エンジニアリングならご相談いただけます。摩耗品とキャップ現物をお送りいただければ、再製作の可能性を真剣に検討させていただきます。御社の化粧水ライン、最後の砦を守るお手伝いをさせてください。

S23|乳化タンクの攪拌翼が壊れた——化粧品品質を守りながら設備を止めないために

クリームやローションの乳化工程で使う攪拌翼が摩耗し、交換しようとしたら「廃番です」「同等品はありません」——化粧品製造の現場でこの言葉を聞いたとき、頭を抱える担当者は少なくありません。翼の形状が変われば、製品の乳化品質が変わる。それは即、品質トラブルに直結します。

なぜ攪拌翼の代替品選定はこれほど難しいのか

乳化タンクの攪拌翼は、製品の粘度・比重・乳化条件(温度・回転数)に合わせて形状・枚数・角度が設計されています。「外径が同じ」「見た目が似ている」だけでは代替できません。形状が少しでも違えば、製品の安定性・均質性・テクスチャーに影響が出る可能性があります。

さらに、化粧品製造で使用する攪拌翼にはSUS316Lの素材要件・鏡面仕上げ・デッドスペース最小化など、衛生管理上の厳しい条件があります。「機械加工はできる」という業者でも、化粧品グレードの要件まで満たせる会社は多くありません。

現物から同等品を製作——品質再現にこだわった対応

サーフ・エンジニアリングでは、現物の攪拌翼を精密採寸・形状解析し、化粧品GMP基準に準拠した同等品を国内製作します。翼の曲面形状・取付部の寸法・溶接仕上げまで元の設計を忠実に再現し、既存タンクにそのまま取り付けられる状態でお届けします。

材質はSUS316Lを基本に、製品特性に合わせた表面仕上げ(電解研磨・バフ仕上げ等)を施します。図面がなくても、現物があれば対応可能です。

品質を守りながら、ラインを早期再開できる可能性

廃番品を国内製作で対応することで、海外からの輸入待ちや長期間のライン停止を避けられる可能性があります。また、現物製作により形状の再現性が高まり、製品品質を維持しながら設備を継続使用できることが期待できます。

予備品を同時製作しておくことで、次回の摩耗時にも即座に対応できる体制を整えることも可能です。

攪拌翼の調達でお困りの方へ

現物の攪拌翼またはお写真・取付部の寸法情報をお送りください。材質・仕上げ・納期を含めた製作プランをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。

S24|設備は動いているのに部品だけが手に入らない——老朽化設備の補修部品、どう調達するか

10年選手の製造設備が今日も稼働している。しかし先日、消耗していた補修部品をメーカーに発注しようとしたら「その型番は終了しました」と言われた——製造業の現場で今、こうした「部品だけ廃番」問題が急増しています。設備自体は十分使えるのに、部品が手に入らないために廃却を検討しなければならない、という状況に追い込まれる工場が後を絶ちません。

なぜ設備より先に部品が「消える」のか

設備メーカーは製品サイクルに合わせて補修部品の供給を終了します。多くの場合、設備が現役で稼働している期間より、部品供給が先に終わります。特に海外製設備は日本の代理店が撤退したり、メーカー自体が変わったりするケースも多く、問い合わせ先を探すところから始めなければならないことがあります。

社内に設備の詳細を知るベテラン技術者がいれば、過去の経緯を聞き出せるかもしれません。しかし技術継承が難しい昨今、「この設備のことは前任者しか知らない」という状況が珍しくなく、情報が断絶していることが調達をさらに困難にしています。

現物があれば、廃番でも製作できます

サーフ・エンジニアリングでは、廃番になった補修部品を現物リバースエンジニアリングによって製作します。現物部品を持ち込んでいただければ、精密採寸・材質分析・形状解析を行い、同等品を国内製作します。図面なし・仕様書なし・型番不明でも対応可能です。

1個からの単品製作にも対応しており、まず1個試作して設備への適合を確認した上で、必要数をまとめて製作するという進め方も可能です。機械部品・樹脂部品・ゴム部品など、幅広い素材・工法に対応しています。

設備延命がもたらすコスト面の優位性

設備を新規購入する場合、導入費用だけでなく、品質検証・ライン調整・作業者教育など多くのコストと時間が伴います。補修部品の製作対応によって現設備を延命できれば、こうした付随コストを回避できる可能性があります。

また、老朽化部品の製作時に材質や形状を見直すことで、耐久性が向上し交換頻度が下がることも期待できます。

「もう手に入らない」を覆すご相談を

「この部品、もうないと言われた」という状況でも、まずご相談ください。現物またはお写真をお送りいただければ、製作の可否と概算費用をご案内します。設備を諦める前に、一度お声がけください。

S25|GMP対応のポンプシールが見つからない——化粧品ラインの衛生基準を守りながら調達する方法

化粧品・医薬部外品の製造ラインで使用するポンプのシール交換時期が来た。しかし調達担当者が探しても、「GMP対応品」と明示された同仕様のシールが見当たらない——このような状況に直面したとき、「とりあえず工業用の似たものを使えばいいか」という選択は、品質リスクと規制リスクを同時に抱えることになります。

なぜ「GMP対応シール」の調達はこれほど難しいのか

GMP(適正製造規範)に適合したポンプシールには、食品・化粧品グレードのエラストマー(FKM・EPDM・シリコン等)の使用、溶出物規制のクリア、CIP(定置洗浄)・SIP(定置滅菌)への耐性など、複数の要件が重なります。これらを同時に満たし、かつ既存ポンプの寸法に合う製品を市場で見つけることは容易ではありません。

特に海外製ポンプの場合、寸法規格がJISと異なるDIN・ANSIなどの規格に基づいていることが多く、国内の汎用シールがそのまま使えないケースがあります。また設備の導入代理店がすでに存在せず、問い合わせ先を探すところから始めなければならないこともあります。

現物から、GMP対応グレードで製作します

サーフ・エンジニアリングでは、現物シールの形状・寸法を採寸し、使用環境(温度・薬液・洗浄方法・滅菌条件)に合わせたGMP対応グレードの素材で同等品を製作します。フッ素ゴム(FKM)・EPDM・シリコン・PTFEなど、化粧品製造で使用実績のある素材から最適なものをご提案します。

形状が特殊な場合や、複数の接触面に対応したシール構造が必要な場合も対応可能です。現物または断面図・型番があれば、まず製作の可否と費用感をご案内します。

衛生基準を妥協せずに、調達問題を解決できる

GMP対応の代替品が確保できることで、「規格外品でとりあえず対応」という場当たり的なリスク対応から脱することができます。使用環境に最適化された素材で製作することで、シールの耐久性向上・交換頻度の低減につながる可能性もあります。

また、製作した部品の仕様を記録・管理することで、次回以降の調達をスムーズにする体制を整えることも可能です。

GMP対応シールの調達でお困りの方へ

現物シールまたはお写真・型番・使用環境の情報をお送りください。素材選定から製作・納期までをまとめてご提案します。衛生基準を守りながら調達問題を解決する第一歩を、ぜひご一緒に。

S26|図面なし・メーカー不明・外国語資料のみ——海外製設備の部品をどうやって製作するか

海外から導入した製造設備の部品が壊れた。しかし図面はない、メーカーへの問い合わせに返答がない、あるのは外国語の資料だけ——この「三重苦」に陥った調達担当者が、「もうお手上げです」と諦めてしまうケースが増えています。しかし現物さえあれば、部品製作の可能性は残っています。

海外製設備の部品調達が「詰む」理由

欧州・中国・韓国などから導入した製造設備は、部品の寸法規格がDIN・SMS・ISO等の国際規格または独自規格に基づいており、日本のJIS規格品との直接互換性がないことがほとんどです。国内の商社や販売店に問い合わせても「取り扱いなし」「納期未定」で終わることが多く、輸入対応しようにも現地メーカーへのアクセスが難しい場合があります。

設備の導入代理店が廃業・撤退していれば、問い合わせ先そのものが消えています。技術資料が英語・中国語・韓国語のみで、社内に対応できる人材がいなければ、仕様の読み解きから始めなければなりません。時間が経てば経つほど、ライン停止の損失は拡大します。

現物リバースエンジニアリングで、国内製作します

サーフ・エンジニアリングでは、現物部品を持ち込んでいただければ、3D計測・精密採寸・材質分析を行い、図面ゼロの状態から国内製作します。外国語の仕様書しかない場合でも、現物があれば形状・寸法・材質を自社で解析するため、翻訳の手間をかけずに対応できます。

金属・樹脂・ゴムなど多様な素材に対応し、化粧品・食品グレードの衛生要件が必要な場合もご相談ください。製作前に現物との適合確認を行い、設備に取り付けられることを確認した上でお届けします。

「海外待ち」から「国内即対応」へ

輸入部品の調達には数週間〜数ヶ月の納期がかかることがあります。国内製作に切り替えることで、調達リードタイムの短縮が期待できます。また一度製作した部品の図面を保管しておくことで、次回以降の調達がスムーズになる体制を整えることも可能です。

「海外に聞いても返答がない」「輸入を待つ余裕がない」という状況でも、まずご相談ください。

海外製設備の部品でお困りの方へ

現物部品またはお写真・設備名・使用箇所をお知らせください。製作の可否と概算費用・納期をご案内します。図面がなくても、現物があれば動けます。